甘いクッキー部分とふわふわのパン生地のコラボレーションが美味しい「メロンパン」。
ちょっとしたおやつにも軽食としてもぴったりで、子どもから大人まで幅広い年代に愛されているパンの一つです。
しかし、購入してから時間が経つと、せっかくのクッキー生地がふにゃふにゃになってしまったり、パン生地のふわふわ感が損なわれてしまったりして、
おいしさが半減してしまいますよね。またなかなか買えないお店のメロンパンをたくさん購入したけど
「後で食べたいなぁ~、冷凍できないかな?」なんて方にも
この記事ではメロンパンのおいしさをキープするための上手な冷凍方法と、
解凍方法、保存できる期間や美味しく食べるためのコツについてご紹介します。
目次
メロンパンの発祥は・・・
メロンパンは、日本発祥の菓子パンといわれています。
1930年代、神戸のパン屋さん「金生堂(きんせいどう)」が発売した、表面がひび割れていて格子状の模様が付いた丸い形のパンが、日本で最初のメロンパンとされています。
また、アメリカ経由で入っていたメキシコの「コンチャ(スペイン語で貝・貝殻の意味)」という甘いパンの形がメロンパンと似ており、それをルーツとする説もあります。
メロンパンは冷凍保存できるの?
メロンパンを期限内に食べきれない場合は、自宅で冷凍することも可能です。
美味しさをキープするためにも、残った分は当日中に冷凍してしまいましょう。
パン専用の保存袋もあります。
この投稿をInstagramで見る
最近では冷凍メロンパンを販売するお店も増えてきましたね。
また、「冷凍保存してアイスのように楽しむ食べ方が美味しい」という方もいます。
メロンパンの上手な保存方法と美味しく食べるコツは?
メロンパンのおいしさをキープするための一般的な保存方法の手順と美味しく食べるコツは、以下の4つです。
1.メロンパンをラップでぴったりと包む。
2.ラップで包んだメロンパンを冷凍庫で保存する。
3.メロンパンを解凍するときに、電子レンジとオーブンを使用する。
4.電子レンジとオーブンで温めたメロンパンを少し冷ます。
冷凍保存ならおいしさをキープできる
まずは、メロンパンをラップでぴったりと包むことで、メロンパンの水分が失われることを防ぎます。
こうすることで、パン生地のふわふわ食感をキープすることができます。
しかし、せっかくメロンパンをラップに包んでもそのまま常温で保存してしまうと、
パン生地に含まれる水分をクッキー生地が吸収してしまい、サクサク食感が失われてしまいます。
そこで、メロンパンを冷凍庫で保存することがポイントとなってくるのです。
メロンパンを冷凍庫で保存することで、中に含まれる水分が凍って閉じ込められるため、クッキー生地が水分を吸収しなくなります。
また、冷蔵庫で保存してしまうと、水分が凍らないどころかパン生地のでんぷんが劣化してさらに食感が悪くなってしまいます。メロンパンを保存するときは、必ず冷凍庫で保存するようにしてくださいね。
メロンパンを上手に解凍する方法は?
冷凍保存したメロンパンは、解凍するときにいくつか気をつけるポイントがあります。
冷凍したメロンパンを自然解凍すると、せっかく閉じ込めた水分がゆっくりと解凍され、クッキー生地にも移動してしまいます。
そこで「電子レンジで急速に解凍すること」と「オーブンで表面を加熱すること」がポイントになります。
まずは冷凍したメロンパンのラップをとり、お皿に乗せて電子レンジで30~50秒ほど加熱します。
その後、オーブントースターに移し、メロンパンの表面を1~2分ほど加熱してください。
電子レンジで加熱することでメロンパンの内部が温まり、オーブンで加熱することでメロンパン表面の余分な水分が飛び、
カリッとした焼き立てのようなメロンパンに仕上がります。
メロンパンは温めたあとに冷ますとさらに美味しい!
保存しておいたメロンパンを焼き立てのように復活させたら、重要なのが」オーブンから取り出したメロンパンは数分冷ますことが大切です。
先ほども説明したように、焼き立てのメロンパンは中から出てくる水蒸気と熱のせいで、クッキー生地がやわらかい状態になっています。
これを少し冷ますことで、粗熱と余分な水分が抜けて、サクサクのクッキー生地になるのです。
メロンパンの保存期間はどれくらい?
冷凍庫での日持ち期間は、一般的には2週間~長くて1ヶ月です。
賞味期限は商品によって違うので、メロンパンを買ったら、忘れずに期限のチェックをしましょう!
常温に置くよりは確実に長期保存できますが、冷凍庫でも味は落ちていきます。
冷凍販売のメロンパンは賞味期限がどれくらい?
メロンパンの賞味期限は、一般的には2週間~長くて1ヶ月ですが
賞味期限は商品によって違うので、メロンパンを買ったら、忘れずに期限のチェックをしましょう!
ちなみに賞味期限は、「未開封で保存方法を守った場合の、美味しく食べられる期限」です。
*消費期限は「未開封で保存方法を守った場合の、安全に食べられる期限」
開封後や保存方法が違う場合は、期限に関係なく劣化して腐ることもあります。
賞味期限は実際に食べられる日数よりも余裕を持って決められているのが一般的ですが、
美味しさは時間とともに落ちていくので、やはり期限内に食べるのがおすすめです。
まとめ
やさしい甘さとサクサクふわふわ食感が魅力のメロンパン。
そんなメロンパンを購入後もおいしくいただくための保存方法と食べるときのポイントについてご紹介しました。
メロンパンは焼き立てに近いほうがおいしいですが、パン屋さんに行っても焼き立てのタイミングではなかったり、焼き立てであっても購入してすぐに食べられないことも多いですよね。
しかし、購入後も保存方法と解凍方法のポイントさえ押さえれば、焼き立てのようなメロンパンのおいしさを味わうことができます。
今回ご紹介した方法を実践して、ぜひメロンパンのおいしさを存分に味わってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。